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ICT教育2025.12.04
ICT時代の学び。知っておきたい大切なこと
こんにちは。ウィング学習塾です。
最近、文部科学省が進める 「GIGAスクール構想」 や、
授業での ICT活用(タブレット学習・デジタル教材・電子黒板)」 について
耳にする機会が増えてきているのではないでしょうか。加東市内の学校でも、
タブレット端末を使った授業が当たり前になり、
“調べる・まとめる・説明する” といった学習が
以前より大幅に進化しています。ただ、ICTが広がれば広がるほど、
実は 知っておくべきポイント がいくつかあります。
■ ICTの本当のねらいは「答えを探す力」ではない
タブレットで調べると、数秒で答えが出ます。
でも、教育的に大切なのは “なぜ?” を考えられるかどうか。ウィング学習塾でも生徒から
「解き方を調べてきました!」
という声を聞くことがありますが、「じゃあ、どうしてその答えになるの?」
と聞くと、言葉に詰まってしまうことが少なくありません。ICTが以前より普及した今、そのような様子が塾でも多く見られるようになりました。
ここで必要になるのが、ICTはあくまでもツールであるという考えです。
教える側の役割としては
「タブレットで調べてみよう」と声をかけるのではなくて、
子どもたちの「なんでこうなるんだろう?」という問いを引き出すことです。さらに、その上で「うーん、わかんない」となるのではなく
「わからないから調べてみよう」となる姿勢を育むことです。その調べるツールとしてICTがあるだけです。
■ 塾でもICT導入が進んでいます
ウィング学習塾でも、
教室の一部が電子黒板に変わり、
授業の表現力がぐんと広がりました。- 視覚的にイメージしやすい
- その場で教材に書き込みながら説明できる
子どもたちからは
「わかりやすい!」「見やすい!」
と好評の声をいただいています。学校と塾の両方でICT活用が進むことで、
学びがより立体的になり、理解しやすくなります。
■ でも、ICTだけでは身につかない力があります
ICTは便利ですが、
子どもたちが自分の力で学びを完結させるには限界があります。だからこそ、今、
- 学校
- 家庭
- 塾
この三つがバランスよく関わることが、
子どもたちの学習の質を高めるために欠かせません。ウィング学習塾では、
「わからないから調べてみよう」という学びの姿勢を育むことと、
ICTで得た情報を「自分の言葉で説明できる力」に変えるためのサポートを
これからも丁寧に続けていきます。冬休み、そして新学期に向けて、
子どもたちが安心して学べる環境づくりを
保護者の皆さまと一緒に進めていきたいと思っています。
