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ブログ2021.06.02
水無し月?
みなさん こんにちは!
6月に入りましたね。
気付けばもう1年の半分が終わろうとしていることに
驚きを隠せません。
さて、国語の授業で習ったこともあると思いますが
6月は旧暦で「水無月」と呼ばれていました。
この名前は新暦となった現在でも和風月名で親しまれています。
6月といえば、梅雨が始まるイメージです。
最近、雨が多い週も増えてきました。
ではなぜ、そんな 雨=水 の多い月が「水無し月(水無月)」と呼ばれているのでしょうか。
由来は諸説ありますが、
1つは「水な(の)月」という説です。
「な」は「の」の連体形にあたります。
旧暦の6月は、田んぼに川から水を引く時期でした。
「水を引く月」だから「水の月」で「水な月」。
漢字を当てて「水無月(みなつき)」となったんですね。
別に水が無い月という意味ではなかったようです。
もう1つは文字通り「水無し月」という説です。
旧暦の6月は、現在の6月下旬から8月上旬にあたります。
つまり梅雨明けから夏まっ只中というわけです。
「暑さで水が干上がってしまう」から「水無し月」というわけです。
月の名前1つとっても、まるで真反対の由来が存在するのは面白いですね。
言葉の由来を知る
実はこれがとても大事なんです。
生徒の皆さんは学校で、
和風月名を覚えてテストをした経験があると思います。
何かを覚える時、
ただただ暗記するだけでも覚えられることがありますが、
何かに関連付けて覚える
ということがとても大切です。
「由来を知る」のも その手段の1つです。
ただただ暗記して、テスト中に思い出すより
「6月は水の月だから『水無月』!」
と思い出せた方が簡単だと思いませんか?
関連付けて覚えれば良いので
関連付けるものは別に何でも良いのです。
「音楽」「ゲームのキャラクター」「タレントの名前」「オリジナルの駄洒落」など…
いよいよ来月には期末試験が控えていますが、
何か暗記するときには
ぜひ「関連付けて」覚えてみてください。
その中でも「由来」は面白いものが多いのでおススメです!
ちなみに、
和風月名は稲作や神様などに由来するものがあるので
気になる人は調べてみて下さい。
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