生徒と先生との距離をもっと近く・大切に ウィング学習塾

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  • 保護者向けコラム
    2025.11.04

    テスト結果に“本音”で向き合う ― 子どもの努力をどう見るか ―

    こんにちは。ウィング学習塾です。

    中間試験が終わり、結果を見ながら「今回はどうだったかな」と感じておられる保護者の方も多いと思います。
    面談などでお話を伺うと、保護者の皆さんの多くはとても冷静で、
    「よく頑張った」と言いながらも、心の中では少し厳しい評価をされていることが多いように感じます。

    「試験期間だけ頑張っても…」
    「点数は上がったけど、平均点の少し上で満足してほしくない」
    「ミスがもったいない」「このレベルでは志望校は厳しい」

    保護者の皆さんは日常の中で
    生徒の皆さんの頑張っている姿も、サボっている姿も見ているので
    このような言葉が出てくるのは至極自然であると感じています。

    こうした言葉の裏には、“もっと本気で頑張ってほしい”という期待が込められていますよね。
    子どもの将来を真剣に思うからこその“本音”です。


    🎯 厳しさの中にある「見えない努力」

    子どもたちの授業中の様子を見ていると、
    「家庭では見えていない努力」がたくさんあります。

    たとえば、

    • 苦手な単元を何度もやり直している姿
    • 部活で疲れ切っていても机に向かう姿
    • 前回よりも一問でも多く正解しようとする姿

    こうした“見えにくい努力”は、まだ結果には表れないかもしれません。
    しかし、そこには確実に「継続する力」が隠れています。

    生徒の皆さんが手放しでリラックスできるお家では
    なかなかそういった姿が見えないかもしれません。

    お家ではなかなかできないけど
    ウィング学習塾の授業や自習室でそれができるのであれば
    たくさん当塾に来てください。

    自習室は毎日無料で開放しています。


    🧭 「結果」よりも「積み重ねの方向性」を見る

    点数や偏差値はわかりやすい指標ですが、
    それだけで子どもの成長を測ることはできません。

    大切なのは、

    • 勉強に向かう姿勢がどう変わってきたか
    • 間違えたあと、どう行動したか
    • 同じ失敗を繰り返さなくなったか

    つまり、「努力の量」よりも「努力の質」を見ることです。


    💬 本気で向き合うからこそ、寄り添う視点を

    保護者の方が“厳しい視点”を持つのは当然です。
    でも、その厳しさを「評価」ではなく「支え」に変えるだけで、
    子どもは驚くほど伸びることがあります。

    「今回はミスが多かったけど、前よりも早く取り組めてたね」
    「テスト前の集中は良かった。次はもう少し早くスタートしよう」

    このように、具体的な変化に気づいて言葉をかけることが、
    次の成長への一番の励ましになります。


    🏫 ウィング学習塾として

    私たち講師も、保護者の皆さんの“厳しい目線”を大切にしています。
    それは子どもに「本気で向き合ってほしい」という願いの表れだからです。

    しかし、小学生から高校生の保護者の皆さんからは
    「私の言葉はなかなか聞いてくれない年頃になって…」
    というお声もよくお聞きします。

    そんな時は遠慮せずに当塾に一声かけていただくよう、
    保護者の皆さんにはお伝えしています。

    実際に「もっとこうしてほしいのですが、なかなか聞き入れてくれないので、先生から行ってみてくれませんか?」というお声をいただくことが多いです。

    保護者の皆さんの願いを我々講師が代わりに伝え、
    それによって生徒の皆さんの行動や考えが少しずつ変化する。

    ウィング学習塾では授業だけでなく、
    保護者の皆さんの願いが生徒の皆さんに伝わるようにサポートもさせていただきます。

    だからこそ、点数はもちろん
    点数以上に「日々の努力」「変化の兆し」を見逃さず、
    保護者の皆さんと一緒に現実的で確かな成長を積み上げていきます。