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先生コラム2025.11.07
「できないこと」ではなく、「できること」に目を向けて
こんにちは。ウィング学習塾です。
保護者の方とお話をしていると、
「うちの子、あんまり努力しているように見えないんです」
「もう少し頑張ってくれたらなあ」
そんな言葉を耳にすることがあります。確かに、毎日見ているとそう感じることもありますよね。
でも、子どもたちを見ていると、私たち講師だからこそ見えている努力がたくさんあるんです。
🌱 努力って、目に見えるものばかりじゃないんです
たとえば、
前はすぐに「わからない」と言っていた子が、もう一度問題に挑戦してみるようになった。
「諦めて解かない」をしなくなった。
難しそうな単元の問題を解くときに表情が曇らなくなった。
授業中、集中が続く時間が少しずつ長くなっている。そんな変化を見つけると、「よく頑張ってるなあ」と感じます。
たとえ点数がまだ伸びていなくても、
そうした“見えない努力”の積み重ねこそが、確実に力になっていくんです。
💬 「できた!」を見つける力を育てたい
テストの点数や順位は、努力の結果を“数字”で見せてくれます。
でも、数字はあくまで一つの結果。
その裏には、「どう頑張ってきたか」というストーリーがあります。だからウィング学習塾では、
「前回よりミスが減ったね」
「今日は最後まで集中できたね」
「前は諦めていたような問題に挑戦していたね」
そういった小さな“できた”を見逃さないようにしています。子どもたちが、自分の中の「できるようになったこと」に気づけると、
次のステップに進む力が自然と湧いてきます。
🌟 「できること」を見つめる塾でありたい
「どうしてできないの?」と考えるより、
「どんなことができるようになったんだろう?」
「次にどんなことができるようになったらいいのだろう?」と一緒に探す。
その積み重ねが、勉強だけでなく心の成長にもつながっていくと思っています。「テストの点数は上がっているんですけど、一夜漬けなんですよね」
まずは一夜漬けでもいいじゃないですか。
一夜漬けだとしても、自分で考えて勉強したのだから。
「早めに対策を始める」を次のステップにすればよいのです。時間はかかっても大丈夫。
できるようになった瞬間を、ちゃんと見守ってくれる人がいる。
そんな安心感の中で、子どもたちはぐんぐん伸びていきます。ウィング学習塾は、これからも「できない」ではなく「できる」に目を向ける場所でありたいと思っています。
