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先生コラム2025.10.24
毎日の積み重ねが「自信」をつくる
こんにちは。ウィング学習塾です。
中間試験のシーズンを迎え、教室では生徒たちがそれぞれの目標に向かって努力を続けています。
この時期、私たち講師が特に感じるのは――
「自信は、結果ではなく積み重ねの中から生まれる」 ということです。
✏️ 「できない」よりも「できるようになった」に目を向けて
多くの生徒は、自分の解答に自信を持てません。
「勉強が苦手」「自分には無理かもしれない」――そんな言葉を口にする生徒も少なくありません。でも実際に見ていると、ほんの数週間前と比べて
“確実にできるようになっている”ことがたくさんあります。だから私たちは、授業の中でこうした声かけを大切にしています。
「前より計算ミスが減ったね」
「この単元、前は難しそうにしてたけど、今はすぐに解けるね」そのうえで、
「次のステップとして○○を覚えてみよう」
「ここに気をつけて練習してみよう」
と、次の目標を一緒に描く言葉をかけるようにしています。そうすることで、生徒は
「前より少しできるようになった」
「前はできなかったことが、今はできるようになった」
と、自分で“成長”に気づけるようになります。
その瞬間こそ、学びの中で最も大切にしている時間です。
🌱 小さな気づきが「自信」になる
自信とは、誰かに与えられるものではありません。
“自分の変化に自分で気づくこと”でしか、本当には育たないものです。生徒自身が
「前より覚えられるようになった」
「この問題、もう迷わず解けるようになった」
と感じられるようになると、学習の姿勢が自然と前向きに変わっていきます。もちろん、全員が常に順調なわけではありません。
うまくいかない日も、集中できない時もあります。
それでも私たちは、前回より少しでも前に進んでいれば、それを見逃しません。
「今日はここまで頑張れたね」
その一言が、生徒の次の一歩につながると信じています。
🌟 継続は力なり
点数や順位は、あくまで結果のひとつ。
本当に大切なのは、その結果に至るまでにどれだけ自分と向き合えたか。ウィング学習塾では、
「できないこと」を責めるのではなく、
「できるようになったこと」を一緒に見つけ、
「次はこれをやってみよう」と導く――そんな関わりを心がけています。その積み重ねが、生徒たちの中に“自信”という確かな力を育てていくのです。
