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地域・学校行事2025.10.30
学びの秋!変わりゆく教育のかたち
こんにちは、ウィング学習塾です。
学校教育の現場では日々「学び」のあり方が少しずつ変わってきています。
たとえば、令和7年度以降の学校の GIGA スクール構想 による ICT 環境整備では、端末1人1台や高速ネットワークの導入が、単なる「機器の配備」から「個別に最適化された学び」や「協働的な学び」を実現するための基盤へと進化しています。 文部科学省+1
また、2025年には「生成 AI の教育活用」や「デジタル評価(CBT 化)」といった新たな教育トレンドも注目されています。 kyoiku-press.com+1
💻 主体性を育む ”調べ学習”
タブレット等のICTを活用する上で、
- 自分で調べて考える力
- 資料・データを読み解く力
- 説明できる力・質問できる力
を育むことが、これからますます大切だと感じています。
実際、ICTを活用した授業環境が整うと、
「調べる」→「知る」→「使う」→「伝える」までのサイクルを自分のペースで回すことが可能となります。📚 ウィング学習塾が考える現状と“これからの学び”
では、タブレットさえあれば主体的な「調べ学習」は可能なのでしょうか?
ウィング学習塾でも、生徒たちから
「この問題はわからなかったから解き方を調べてきました!」
という発言をよく聞くようになりました。
しかし、「なぜこの解き方・答えになるの?」と問いかけると
「それはよくわからない」と返ってくることが多いのです。これは生徒たちが「なぜ?」を追求しなくてはならないことを知らないからです。
ほとんどの生徒が前述したサイクルのうち「調べる」→「知る」の段階で学習を終えていると感じます。
タブレットはあくまでもツールであり、「調べ学習」のねらいは「なぜ?」が生徒たちの中から生まれることです。
「なぜ」を追求することで、その意味を深く理解することができ、
自分の言葉で「使う」→「伝える」に繋げることができるのです。しかし、自然とそうなることはありません。
ウィング学習塾では日々生徒たちに「なぜを追求する」ように声掛けを行い、
「使う」→「伝える」までできるように指導しています。
🏫 地域・学校・塾が一緒に進める学び
しかし、学びの変化は教室の中だけで完結するものではありません。
地域や家庭、学校と塾が連携することで、子どもたちの学びにより厚みが出てきます。
例えば、加東市の学校でもICT活用や探究学習が広がっており、
「家でも端末で予習・復習をしてきた」「探究型の課題で発表をした」といった声が増えています。ウィング学習塾では、こうした学校・地域の動きにも注目しながら、
子どもたちに「今の学び」がどう役立つかを伝え、
安心して学び続けられる環境づくりに努めています。
🌱 これからの皆さんへ
もちろん、変化のスピードが速いため「ついていけるかな」と不安になる場面もあるかもしれません。
でも大丈夫です。“学びの秋”を、ぜひ前向きに捉えてください。
新しい学び方を楽しみながら、
これまでの学びの基盤を深めるチャンスです。保護者の皆さま、地域の皆さまも、
子どもたちの成長を温かく見守り、応援していただけたら嬉しいです。
私たちも、地域の中で共に“学びを育てる場”であり続けます。
